「雛の気持ちはよく分かるよ。でもなにも海外に行くわけじゃないんだ。 雛が行くのは国内だし」 「それでもいやなの!ここから絶対に離れたくないの!」 ばんっとテーブルを叩いた。 「雛には悪いと想ってる。でもパパとママの気持ちは変わらない」 どうして分かってくれないの? あたしはただ、ここにいたいだけなのに。 どうして?なんでよ。 「航也君は..雛から聞いたのかな?」