二人で席に着いてメニューを開いた。 何だか緊張するな 普段はそんなに気にしてなかったのに。 改めて見ると千鶴は綺麗なんだと気付く。 よく付き合えたな、と同級生によくからかわれたっけ。 本当、俺もそう思った。 「航也?いつものメニューで大丈夫?」 「あ、あぁ、大丈夫」 注文が終わってすぐに飲み物が来て乾杯する。 「航也最近仕事どう?」 「あぁ、そういえば今日千鶴の会社の...」