「そっか、頑張れよ」 「うん、ありがと」 「倉田!」 丁度よく本宮君がわたしの名前を呼んでくれて。 わたしは本宮君の方に走った。 その間にお辞儀をしていたので、多分航ちゃんに挨拶してくれたんだと思う。 「来てたんだな、あの人」 「うん、午後の家族自慢の企画お願いして来てくれることになったんだ」 「そうか、両親は海外だっけ」 「うん。本宮君ところは誰がくるの?」 「うちは..姉貴」 「えー!あの料理研究家のお姉さんだよね」 「あぁ」 そうなんだ 「ところでこの前の話の続きだけど」