超がつくほどお気楽なうちの両親はきっと今頃あたしの心配なんてせずに “ハワイ”について色々語ってる事だろう。 「ね、航ちゃん、何かいいアイディア、ない?」 「ないね、そんなもの」 冷たく言い放つと今度は携帯を取り出す。 「どこに電話するの?」 「お前のせいで彼女とのデートがおじゃんになりそうだからな。 断りの電話を入れるんだよ」 「うっ..ごめん」 「ほんとに世話の焼ける妹を持つと大変だよなぁ」 「だからごめんって」 「あ、もしもし、俺..うん」