悠介「聞いたか?今日、このクラスに新しいせんこうが来るんだってよ。」

健太「まぢっ!」

佳奈「……。」

竣谷「めんどくせぇな。」




職員室


新先「今日から、たのしみだなぁ。」

教頭「美香先生。あなたくらいですよ。みずから、1‐C組の担任につきたいだなんて、言い出す、先生は。」


美香「そうなんですか?」

女先生「1‐C組顔写真名簿見ませんでしたか?」

美香「みましたよ。みんな、かっこよかったじゃないですか!」

女先生「ひどい、不良ですよ。中学の時、あばれた奴が、1‐C組に集められたんですよぉ。」

美香「そうですかねぇ?あたしは、いい子達だと思いますけどねぇ。」









1‐C組



カチャ――――



美香「やっほぉーい!みんなっ!」

クラス「………。」

しーーーーん



美香「心/しぶといなぁ。こいつら。」

どんっ!



クラス「っ!!」

佳奈が机を蹴り飛ばす



悠介「佳奈……?」

佳奈「……。」

タッタッ カヂャンッ

佳奈が教室を出て行く


竣谷「おいっ!佳奈っ!」

健太「待てよっ!」

美香「あっ!ちょっ!」


3人が佳奈を追いかけ教室を出て行く




美香「なんか、あったの?」

男子1「あの4人、いつもつるんでるよ。」

美香「そうなの?」

女子1「うん。あの4人は特別なんだ。」

美香「特別……?」

男子2「辛い過去があるんだよ。特に、湊とか。」

美香「湊 佳奈?」

男子3「あぁ。あいつ見た目、不良だろ?でも、すげーいいやつなんだよ。」

美香「いいやつ?」

女子2「すごい、友達思いなんだよ。でも、せんこうはみんな、佳奈を見放してきた。」

美香「えっ…?」

女子3「見た目で判断して、中2の時にね、佳奈、いじめられてて、それを先生見てたのに、見て見ぬふりをしたのよ。佳奈がそれを知ってしまって、すごいあれて…。そんな時に、あの3人が佳奈を助けたの。」

美香「そうだったんだ。」

男子4「どうせ、お前もそうだろ?湊や俺達を見放すんだ。」

美香「ありえない。その先生。」

生徒「えっ…?」

美香「意味わかんいよね?教師やめちゃえよっ!」

生徒「……。」

美香「ありえんっ」









さて!どうなる!?


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