「優亜・・・」 先生は呟くように私の名前を呼ぶので、 それを無視しないように私はいつも耳をすましている。 「はい?」 「おいで」 「はぁい」 先生は私より7つ年上で、23歳。 先生は私を愛してくれている。 もちろん同じように私も先生を愛しているし、 もしかしたらそれ以上の感情を私は抱いているかもしれない。