「…そ、そんなの…当たり前だしっ//」 「ふっ、顔真っ赤ですけど? 莉緒チャン」 「達哉のバーカっ!!///」 顔を真っ赤にするあたしとは真逆に、 腹を抱えて笑っている達哉。 あたしも…自然と、笑みが零れる。 微笑んだ瞬間── あたしの後を、 光が通った。 あたしは、バッと振り返る。 「莉緒?」 「…いない」 「? 誰?」 「…なんでもないっ!」 気のせいなんかじゃなかった。 なんで…話しかけてくれなかったの? その後は、達哉と一緒にいるのに、 頭の中は光でいっぱいだった。