ジーッとあたしの目を見続けるイケメンさん。
え??
「…君は…」
「へ?」
「…篠崎さんの…」
「??」
「…俺は入江悠司だ」
入江…?!
「…篠崎、莉緒…です」
「僕は、君と一度会った事がある」
「え…?」
「一度話がしたい。
よかったら、連絡してくれ」
そう言って、あたしに一枚の名刺を渡して来た。
そこには、メールアドレスだけじゃなく、電話番号まで書いてある。
「も、もらえないですっ」
「いや、もらってくれ。
…君に教えないといけない事もある」
あたしに…教えないといけないこと…??
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