「あっ!」 男の人はまだ気づいてない様子。 拾ったのはいいものの どうしたらいいんだろ…。 どこにも置くとこがないし。 起こすのはちょっと 可哀相だけどしょうがないよね。 「あ、あの~。」 あたしは男の人に声をかけた。