いきなり話かけてきた。 朝の子ってことはあの時のだよね? 「あ、はい…」 「やっぱり。名前なんて言ったっけ…」 望月くんは一生懸命思い出そうと していた。 自分が聞いたのに覚えてないんだ… やっぱりちょっとでも隣でラッキーって 思ったあたしって… 「ハァ…」