17歳になった今、私は希望が見付けられなかった



そこで私は
大人の喧嘩の怖さがわかり
痛みと恐怖で
大声で泣きはじめた。



そこで母親はようやく
私が間に入っていたことに
気がつき、

「ごめんね。大丈夫?」

と言って駆け寄ってきた。
私は頭の後ろが
ズキンズキンと痛かったが
心配をかけたくなくて
大丈夫と嘘をついた。