カラダをはる？？？
ますます意味がわからない
白崎さん相手に
石角さんが頑張ったって？
「以外ですよね～、でも今は、羨ましいくらい幸せオーラ出てるんですよ？」
遥花がにこにこと嬉しそうに言った。
｢へ、へぇ｣
色々、想像出来ないけど
まあ、本人が幸せならいいか
｢そうだ生方、あの事伊織さんに相談ちゃえば？」
｢ん？ 何だっけ？｣
｢明日実が言ってた、やつだよ、ブライダルの……｣
｢あぁ、アレか……、伊織さん、仕事の話で申し訳ないんですけど｣
思い出した生方が
急にあらたまった顔であたしを見た。
｢仕事の話？｣
｢はい、同期の石角が決めた式場のブライダルショップに新規で仕掛けよう思いまして、伊織さんにヘルプお願いしたくて……｣
なるほど
｢いいわよ、資料あったら今度見せて｣
｢ありがとうございます！ 実は今日持ってて｣
嬉しそうに鞄から生方が資料を出す。
随分用意がいいな
と、渡された資料を見ると
「……」
小さいながらも中々人気な所らしく
業績、業務内容も無理がなく
新規として仕掛けても問題ないレベル
後で、 詳しく裏を取るとしても……
