お話をまとめると

 こう言うことだった…――





 ウチの会社は

 営業主体で営業の人数分だけ

 モチロン売り上げが上がる



 そればドコの会社でも同じだけど

 同じではないみたいで…



 売り上げがない営業さんは

 その都度

 色々あることを言っていたけれど

 そこは今は割愛して……。



 営業の売り上げをサポートするのが

 営業補佐と企画部だった。



 企画部の登場で

 会社の売り上げが

 飛躍的にのびたらしい。



 それと比例して

 企画の仕事がどんどん忙しくなり

 人数も増えたが

 企画の業務の仕事量の多さに

 慢性的に人がフロアにいない状態が

 何年も続き

 労働条件がどんどん悪化していった。



 昨年

 郡司先輩がたまたま

 営業一課の鈴木主任と行なった

 社名をかけた大きな企画の時

 ペルプとして営業補佐の同期に

 来てもらったことがきっかけで



『企画補佐』と言う

 新しい仕事を会社側に提案した。