結菜の言うとおり、 島崎先生は とてもカッコいい。 身長が高くて ネクタイが似合っていて 顔もちゃんと整っていた。 「あのー…」 結菜と話していると 前からひょこっと顔を出した。 美亜ちゃんだ。 「あ、あたしもっ!! 話したいなっ…なんて!!」 緊張したように 顔のまえで手を合わせる。 「そんなに緊張しなくていいよ!! 結菜っていいまーす!!」 結菜は 笑顔でそう言った。