それより 先生と一緒に ご飯食べに行くなんて 信じられない。 ……嬉しすぎる。 車に乗って エンジンをつけた。 「家族に言っとけよ」 「あ…… うん」 先生にそう言われたけど わたしは 電話をかけなかった。 どうせ わたしのことなんか 忘れられてる。