大好きだよ、先生





次々と

委員会が決められていく。

そして あっという間に

放送委員を決めるときがきた。


「はい、じゃあ 次ー。放送委員ね。やりたい人ー?」


誰も手をあげなかった。

放送委員は、

委員会のなかで

最も面倒な委員会だからだ。


わたしも手をあげなかった。

なんとなく…

恥ずかしかった。