私の旦那は俺様王子

私たちは恥ずかしくなり
場所を近くのカフェに移動した

「もう、真姫ったら
あんなに大声出して。
恥ずかしかったんだから。」
「ごめん。
でも私だってそうなんだから。」

紅茶をひと口のんで
雛乃がしゃべりだした

「で、ほんとにフランスにいくの??」
「うん。
奏斗の仕事の関係で
ちょっと長くなるかもしれないの。」
「真姫、大丈夫なの??」
「大丈夫じゃないよ。
私、フランス語しゃべれないしとっても心配なの。」