私の旦那は俺様王子

「まずは、好きなのから着るといい。」
「は~い。」

どれにしよう
じゃあまずはこれかな

パステルピンクで
りぼんがかわいいドレスにした

「どう??
奏斗。」
「…似合ってるよ。
きれいだよ、真姫。
ねえ、次はこれ着て。」

渡されたのは
純白のウエディングドレス
パールがついてて
胸元にお花をモチーフにした
飾りもついている

「これ、奏斗が選んだの??」
「…そうだけど。
とりあえず着ろ。」

私は着替えて
奏斗に見せようとした

だけど
奏斗は店員さんと
楽しそうなかお
あの笑顔を向けて
話している

「真姫…。」
「何よ。
どうせ私なんか…。」