「フフッ」 隼人が小さく笑った 「ゲームオーバーって? ゲームじゃねぇんだから それに… 陽菜は好きじゃない。 ただの“幼馴染み”だよ」 「ゲームだよ。 前にも言ったけど、 俺は誰かを 本気で好きになったり 守りたい なんて、思ったことなかった。 本気で 誰かを好きになれば… いずれ終わりを告げる。 こういうことだよ。 お前は…陽菜を 本気で好きになっている だから…ゲームオーバー」