―昼休み―

「おい。ちょっといいか?」

「おう」

―屋上―

「美希ちゃんと
付き合ったんだな」

「はぇーな。もう情報まわっちゃった?」

「ふざけるな」

自分でも
びっくりするぐらいの
低い声がでた

「何がだよ?
俺はしたいようにしたんだ。美希が好きだから、美希に告白したんだ。違うか?」

余裕の笑み

その余裕いつまで続くかな?

お前は、
もうわかってんじゃねぇか?

「いや?
でも…
お前のその余裕
いつまで続くかな」