「お前の泣いてるか…「陽菜!!大丈夫かっ!?」

隼人が急いで駆け寄ってきてくれた。

でも翔はそこをどこうとしなかった。

それは、私が泣いているのを本人に知られたらいけないと思ったから…?

「ちょっ!!
中澤早くどけよ!」

隼人は翔を
退かそうとしていたが
翔はびくともしない。

そして…

ダンッ

隼人は翔を思いっきり
蹴り飛ばしていた。

「いってぇ…」

「…」

私は声が出なかった。

私のせいで
こうなってしまったんだよね…。

ごめんね、翔。