「陽菜ー」

隼人…

私と隼人と…翔

教室には、何故か3人だけ

「ごめ…「ごめんな!」

「隼人…??」

「そうだよな…
また、“幼馴染み”としてやってこーぜ??」

“幼馴染み”

頭の中でぐるぐる駆け巡っている。

隼人の中で
私という存在は…

“幼馴染み”

隼人は気づいていないと思う。

もう涙が…

危ない…!

「ぉわっ」

翔が転けて
私が下で翔が上って感じになってしまった。

「もう泣くな」

小さな声で
彼はそういい
涙を拭ってくれた。