契約彼氏


「……」

「じゃあ、究極のラブソング聞かせてやるよ。」

「究極のラブソング…??」

「俺と陽菜が契約したあの日。

俺が『契約しよう』って言う前
音楽室で歌ってただろ。

ピアノひいてさ」

「あぁ!!」

歌声…きれかったんだよね。

「…あれは、陽菜が遠かった時、描いた歌詞でさぁ

まさか、聞かれてるとは思ってなくて」

「そうなんだ……」

嬉しかった。

私の歌を作ってくれるなんて。