契約彼氏


「絶対、お前を離さないから。
これも…………」

そういって、文字が刻まれているリングを私につけてくれた。

「ごめんね。信じられなくて…信じてあげられなくて…」

私は何回もあやまった。

「いや、俺が悪かった。
黙ってた俺が悪いし。」

ただ、あなたは心私に配かけたくなかったんじゃないのかな…

だから、黙ってたんじゃないかな。って。

「ねぇ。今日はバイトはないの?」

「おう。

休みもらったからな。」

休みをもらった………??

「嫌な予感してた。今日は絶対何かありそうだなって。

だから、バイト休もうと思って。」

「嫌な予感って…全部………」

そう、私の思い込み。

「アヤと喋ってたの見て、なんか…あぶねぇなぁって。」

「そうなんだ…」

「でもまぁ、見つけれてよかった。

雪降ってるし…しんじまうよ…こんな、寒いなか外にいたら」

あ、気づかなかった…雪…ふってんじゃん…

ありがとね。

翔………。