「違うよ」

「え?」

「陽菜が美希を守るんじゃなくて
俺が美希を守ってやるよ」

「はや…と??」

「まぁ…なんつぅか…俺が…!
美希を守ってやるよ!
勝手なやつで悪い。」

「…」

「俺の女になってくれんか??」

「はい!!」

「はぇーな(笑)」

「だって隼人が~(笑)」

美希ちゃん顔真っ赤じゃん。

きっと…ケジメつけんじゃねぇの??

陽菜を忘れるために美希ちゃんを利用してるんじゃなくて
これをきかいに美希ちゃんを幸せにしてやろうと考えたんじゃねぇか??

「ねぇねぇ…二人とも!!」

陽菜が二人に声かけた。

「悲しくなったり、寂しくなったりしたら空を見るといいよ!!
星…二人だけの星…見つけなよ!!(笑)」

「「ありがと。陽菜」」

二人は声を合わせて
そう言った。