「ふられちゃった…(笑)」 「美希… ね。覚えてる??」 「ぇ…?」 「近すぎるのって難しいよね」 私の頬をあたたかいものが伝った。 私は…大好きな陽菜を裏切ってしまった。 今日覚悟を決めて謝ろうと思ってたんだよ?? なのに…私…泣いてどうすんのよ!! 「ば…か」 「え?」 「私はあんたを裏切ったのよ!?」 「そんなのどうだっていい」 「は…??」 予想外な言葉が返ってきた。