契約彼氏


「あの…正月??」


「言ってなかった?」


「多分」


「隼人は俺の親戚」


「えぇぇぇぇ!?」


「隼人は昨日あたりに知ったんじゃない?」


「ってことは…知らなかったの!?親戚どうし」


「俺は、同い年がいることは知ってた。そんだけ。
遊んだこともないしそれ以上に会ってもない」


陽菜は、口をポカーンとして聞いていた。