「やっぱりそうか〜!春奈、頑張りなよ!!っていうか、そんな事だったの?」
私はまさかこんな返事が返ってくるとは思ってもみなかったから、きょとんとマヌケ顔になってしまっていたと思う
「え…美季、知ってたの?」
「あったりまえじゃん!!春奈の親友を何十年もボケーッとやってるわけじゃないんだし。見てればわかるよ♪」
「嘘…私の事、変な奴だと思わない?」
「思わないよ。たとえ兄妹でもさ、人間同士なんだから恋していいと思うよ?しかも、春奈達お似合いだよ?っていうかさ、何で泣くのよ‐」
そういう美季があまりにも優しい笑顔で私に話すから思わず涙が出た
「…うっ…ぐす…ありがとう」
「うん。でも、泣きたいのはこっちだよ?ずっと隠してんでしょ?ひど‐い」
「それはごめんね…」
「嘘だよっ。あ、でもアイスおごってね?☆」
「そ…そんなああ」

