ピーンポーンッ♪
いきなり家のインターフォンがなった
何だか、インターフォンのチァイムもるんるん気分みたいだなと心の中で笑いながら玄関のドアを開けた
「は‐いっ…うわぁ!!」
私はドアを開けた瞬間に飛び付いてきた物体に驚いて大きな声を出した
「もう。美季やめてよ‐。びっくりした」
「あはは。びっくりさせたんだも‐んっ♪」
この飛び付いてきた物体は親友の伊藤美季
小学生の時からの親友でいつも笑顔の元気な子
私は美季と一緒にいると笑顔になれるんだ
大事な大事な親友だよ
美季本当に大好き!
「あ!春奈、今日は髪ストレートだし可愛い♪」
「可愛くないよ!!でも、ありがと。美季も髪巻いたの?可愛い!上手だね♪」
「でしょ‐?(笑)」
「うん(笑)」
「…こりゃ、隼人先輩大変だわ…」
「へ?美季、今何か言った?」
「ううん!何にも言ってな‐い♪」
う‐ん…
今、確かに美季が何か言ったんだけど…
何だろう。
…まぁ、いっか!
今度聞けばいいよね

