好きな人はお兄ちゃん!



って事あったなあ…


あの後、私は本当にアイスをおごらされたんですけどね。



「春奈!ちょっと見て!!!」

「ん‐?」


思い出を思い出しながら歩いてたら、気が付いたら人混みの学校の昇降口の前まで来ていた


美季がすごい勢いで私を呼ぶので美季が指をさしている方を見た



見た瞬間、私は固まった



「「同じクラス!!」」



完璧な程に私と美季の声が重なった



「やったあ」

「よかったよ〜」

「私、美季がいなきゃやっていけなかったよ」

「私は春奈がいなくても大丈夫だけどね」

「ひっど‐い!!」

「あははっ」



私達は嬉しい気持ちがいっぱいで2人でじゃれあっていた



また美季と同じクラスだ!!
すごく嬉しい!!



「「「「キャー!!///」」」」



喜びに浸っていたら、突然耳をふさぎたくなるような黄色い悲鳴があがった