【完】そこを右に曲がると、~少女館、そこは闇持つ少女の集う場所~




----チク、タク、チク、タク


私がゼリービーンズを浸しておくのに夢中になりすぎて、時間を忘れていた。


私がふと、時計を見ると時刻は5時を指していた。


「そろそろ固まったかな~?」


私は満面の笑みをしながら、冷蔵庫を開け、中のチョコを出した。


「あ!固まってる!・・・じゃあ、ゼリービーンズを乗せて・・・完成!!」


私は完成したチョコを見て、また笑顔になりそのまま用意していた袋に入れ、ラッピングをした。


「健君と有希ちゃん、喜んでくれるかな?」


私は少し不安になりながらも、喜んでくれることを祈って袋をそのまま入れた後、いつも通りにご飯を食べ、お風呂に入りそのまま寝た。


でも、今日の夜はあんまり寝れなかった。


きっと、明日が楽しみすぎるんだと思うの。