その日から、父親は機械やロボットを作るのを止め、少女に話しかけることもなくなってしまいました。
ロボット達以外は----・・・
でも少女は、どんなにロボット達が話しかけても無視するどころか、自分の父親の看病もせずに、遅くまで外で遊んでいたのです。
本当は少女は、こんなことを思うようになったのです。
“私から友達が離れていった原因は、ロボット達の他に父親も関係しているはず!!
私にこんな思いをさせた父親なんか、早く死ねばいい・・・!!”
と----・・・
・・・その数日後、彼女の父親は死にました。
でも、悲しんだのはロボット達だけ・・・
少女は、悲しむどころか喜んでいたのです。


