「お待たせいたしました」 「……………」 泣いてるのがばれないように下を向きながら車に乗った。 朝から頑張った化粧の台無しだよ。 髪もきっと走ったから…。 宮本にもばれてるだろうな。 「あっ…カバン…」 車が動き出した時カバンがない事に気づいた。 置いて来たのか、教室に。 「取りに戻りますか?」 「もういいわ。帰りましょう」 教室にはきっとまだ居るから…。