「俺が女の子に絡まれても妬かないんだー」


急に後ろから声がして驚いて振り返った。

そこには翔太が居て胡桃たちの方を見ていた。



「妬いてるもん…」

「ばーか。照れるっての」



と言いながら、髪をくしゃくしゃとしてきた。


早く自由行動にならないかな…。


午前の仕事を終えて、午後からはあたしたちが自由行動。


はじめは4人で回るつもりが二人で回ることに。



「華音!お化け屋敷いこ!俺あれもしてー!」



はしゃぐ翔太は子供のようだった。