お嬢様の悩み





温かい…。


いい香りがする…。


気を取り戻し目をゆっくり開けた。


あたしの手を握る翔太がいた。


見たこともない知らない部屋。



「ここ…どこ……」

「華音!起きたか?俺ん家だぞ!わかるか?

「翔太…あたし」



起き上がろうとすると頭が痛くなった。



「無理すんな!バカ」

「………んで…」

「え?」

「なんで…なんで助けにきたの!カレンさんと一緒に居ればいいじゃない!どうして…。好きじゃないならそう言えばいいじゃない!」



あたしじゃないほど感情が爆発した。