お嬢様の悩み





なにもかもグチャグチャになっちゃった…。


こんなときに思い浮かぶのは翔太。


いつもみたいに助けにきてくれるのかな。


変に期待して、それでもまたバカらしくなってきた。


仕方ない。


どこかでタクシー拾って帰ろう。


家につけばお金支払えばいいよね。


ベンチから立ち上がろうとしたとき。



「痛っ!」



膝に激痛が走った。


血が流れ足首はひどく腫れ上がっている。


立てないほどの痛みがあたしを襲っていた。



「とことんついてないな、今日は」



一度立ち上がったベンチにまた腰を下ろした。