お嬢様の悩み





気づけば公園にいた。


ここがどこかわからない 。


どのくらい走ったのだろう。


息は最大級に上がっていた。


涙と汗で崩れる化粧。


オシャレなんかしてバカみたい。


こんな風になるのなら、旅行行っとけばよかったかな。


近くのベンチに腰を下ろしボーッと


なにを考えてるかもわからないくらいにボーッとしてた。


鞄も携帯も置いてきちゃった…。


もうこのまま帰りたくないな。


まだ辺りは明るいのに凄く暗い。


ほんと、嫌になる。


今ごろ二人で仲良く会話してるんだろうな。


美男美女だもの。


お似合いだし、みんなが見ても何とも思わないね。


あたしばっかり好きだったのかな…。