最後の最後までカレンさんだった。 目を合わせる事もなくその場を出た。 「なかなか美味しかったわね」 「そうだな。たまにはいいかもな」 「…………」 「華音どうしたの?元気ない」 「え?何でもないよ。お腹いっぱいで」 必死になって嘘をついた。 今日でパパ達とはしばらく会えないのに心配させるような事ダメなのに。 「パパ、ママ楽しんできてね!」 「華音の分も楽しんでくるからなー」 「お土産忘れちゃダメだよ」 あたしも明日は楽しまなくっちゃ。