お嬢様の悩み






その言葉に驚いたあたし。


すぐに顔をあげた。


街灯の明かりで見えた顔。



「しょ……た………」

「たくっ。なにやってんだよ」



そこにはあたしが求めていた人。


あたしの最愛の人の姿。



「急に走って逃げるし、どうした…」

「ばか!翔太のばか!ばかばかばか!!」

「そんなにばかばか言うなよ」

「なんで…いつも助けにきてくれるのよぉ ヒクッ」



あたしは泣いて訴えた。