お嬢様の悩み






翔太たちが荷物を降ろし終えたところで別荘に向かった。


ここから少し離れたところにある。


車は通れないから、海辺でおりた。


少し上りの坂になってる。



「華音、荷物持とうか?」

「大丈夫だよ。ありがとう」



あたしは大丈夫って言ったのに…。


翔太はスッとあたしの荷物を一つ取った。


こんな些細な優しさが好きなんだよ。



「もうちょっとで着くでなー」

「なんで力弥が仕切ってるのよー」



すでに楽しすぎるよ。