運命の、その場所で




もう…わかんないよ。


ミナの気持ちも…ナチの思ってることも。




私は…どうしたらよかったの?




目を閉じて…深呼吸をする。




でも涙は止まらなかった。


弱い自分が…イヤで、そのままもう一度目を閉じた。

そのまま眠りにつくのを私はひらすら待って、



少しだけ…自分から逃れる道を探した。