運命の、その場所で





―ツー…

涙はね…まっすぐ下に落ちるって…こんな風に感じること今までになかったよ。


―ガラッ。ドン!



みんなの視線が一気に扉へと移る。
でも私はそのままミナを見つめた。









ミナは

みんながどんなに心配したって私のコトをみなかった…
だけど、みんなと一緒に扉の方へ目を向けてる。


目を開ききって…驚いて、口も開いてる。