運命の、その場所で



私は制服をたたみ袋に入れた。

明日学校に持っていって彼に返そう。

そしたら、私たちの間には何も関係は残らない。

そうしよう…もー…彼の事を考えるのはやめよう





次の日…

いつものようにバスに乗る。

やっぱり今日も彼は同じバスではなかった。

今まで違うかったんだから、同じバスに乗るなんてありえないのに…


あの日は特別なにかがあったんだよね…きっと。




いつものように学校に着く。

何も変わらない…

いつもと同じ。


"平凡な高校生活"