運命の、その場所で






歩き慣れたこの校舎…

名前は知らないけど…見たことのある人の顔。


みんなイキイキしてる。


こんな風に考えたことないのに…


今日の私はどうかしてるな。







授業中も…考えないでおこうと思えば思うほど

彼は私の中にいた。


あの目で私を見つめて…笑ってる。


なんなんだろう…あの人。







「ユキ?!」