運命の、その場所で






小指を出すと、ナチも出してゆびきりげんまんをした。


そのとき私は赤い糸が繋がってる気がしたよ。

この先も、どんな先も…ナチと私は繋がってるって思ったの…


嘘じゃないよ。


ナチ…あなたの歩いた道は…


どうしてこんなに真っ暗で

先が見えているんだろう?



私はあなたの光になってあげたかったのに



何もできないんだね