運命の、その場所で


ずっと、ずーっと…あの雪だるまのようになりたいと思ってた。


溶けた姿を見たときは、まるで自信がない私に愛想をつかして「もう無理だよ」って言われてる気がした。

だけど、目の前には赤く染まったナチが照れながら
"好き"と言ってくれた。

幸せにする自信がないとか…そんなの、

こんなに嬉しくて、こんなに幸せなのに

それ以上を求めたりなんかしないよ




「ナチがいてくれたら、それだけで幸せだから。」



ニコっと微笑みながらナチに言うと、黙って私を抱きしめた。


「言ったろ?一期一日! 毎日が大切なんだ。
ユキと過ごす日々…一日一日が、俺の宝物。」


「うん!私も、ナチに出会ってからは一期一日だったよ。」


いろんな苦しみをナチは、いつも隣で支えてくれた。

涙をいっぱい流して、でもその分ナチはいっぱい笑いや喜びを与えてくれた。


今なら一日一日を振り返ることができるよ

それぐらい、私の中にはナチが溢れているから