運命の、その場所で


「先生になるんだろう?」


ナチの微笑みは、いつも私を勇気付けてくれる。




「俺が、そばにいてやるから。」


ナチはずるい…そうやって、微笑んで優しい言葉をかけるんだ…

何も知らない私は、その言葉そのまま受け止めちゃうよ?


いつか彼女ができたって…離れたりしないんだから。


「ナチ…、ありがとう。」



―…・・―

どうして眠いのかな?


薬が効いてきたせいかな?


まだナチと喋っていたいのに


目が重くて開けられないよ…



何処にもいかないで?



もう

誰も遠くへいかないで



大好きな人・・・



ずっと隣で笑ってて