運命の、その場所で



「ごめん・・・ナチが連れてきてくれたの?」

「うん。男の部屋に入れるのはダメかな~?って思ったんだけど、それ所じゃなかったから…」

「ううん…ありがとう。」

―ポス

ナチの手が私の頭の上におかれていた



「無理すんなよ。」

優しい笑みに満ちて、優しい目・・・



それだけ言うと、また何処かへ行ってしまった。




はぁ~…どうしよう…
このままナチの家にいるわけにもいかないし…

だけど、あの家に帰るのもできない




見渡してみると、ナチの部屋って何もない。


ってか、1人暮らしなんだ…