運命の、その場所で





少し浮いたその足…




ナチは、私のことどう思ってるのかな?







どうって?



どうなんだろう?


自分で思って、自分がわからなくなった。





よくわからないこの感覚に、
私は甘い毒でもまわったようにナチの後ろ姿を見続けていた。






放課後…


ナチは走って来てくれたのか「ハァハァ」息を荒くして現れた。


「ごめん、掃除なんだ。」