運命の、その場所で




何よりも…





ナチがあの日


ちゃんと避妊してくれてたことを分かってる。








元彼の赤ちゃん。








何処かでホッとした。

後輩の時のような思いをさせたくなかったから…


でも、体の中にナチの血が流れない赤ちゃんがいると思うと、涙が自然にまたボロボロとこぼれていった。



自分で犯した過ちを…どう対処していけばいいのか見えなかった。